2年ぶりの代表招集も途中離脱となったDFホルガー・バドシュトゥーバー【写真:Getty Images】
ドイツサッカー協会(DFB)は現地時間27日、29日に行われるEURO2016予選のグルジア戦を前に2選手の離脱を発表した。
離脱するのはDFホルガー・バドシュトゥーバーとMFカリム・ベララビとなっている。
バドシュトゥーバーは度重なる負傷から約2年ぶりに代表に復帰。25日に行われた親善試合オーストラリア戦では、先発出場を果たしたものの前半で退いている。
同選手は、この試合で太ももの筋肉に問題を抱え交代。トーマス・シュナイダーAC(アシスタントコーチ)によれば、深刻な問題ではなく予防のためだという。また、バドシュトゥーバーはすでにミュンヘンに戻り、治療に専念していることが明かされている。
ベララビもオーストラリア戦では先発し63分まで出場。同選手は風邪による離脱で、負傷などはないとのこと。
ブラジルW杯で優勝したものの、EURO2016の予選では1敗を喫し、グループDで2位と苦戦中のドイツ。選手が離脱するのは痛いが、暗い話題ばかりではない。
シュナイダーACによれば、オーストラリア戦で膝の炎症のため大事を取って休養したGKマヌエル・ノイアー、出番の無かった新主将のMFバスティアン・シュバインシュタイガーについては問題は無く、2人とも先発する見込みのようだ。
シュナイダーACは「グルジア戦はどういう意味を持っているかチーム全体がわかっている。ドイツと言うチームを示し、勝ち点3を持って帰りたい」と、意気込んでいる。
グルジア戦は現地時間29日18時(日本時間29日25時)キックオフとなる。
【了】