代表デビューを果たした川又堅碁【写真:Getty Images】
日本代表は27日、チュニジアと対戦して2-0で勝利。FW川又堅碁は代表デビューとなったこの試合でスタメン出場し、惜しいシュートも放った。
最大の見せ場は22分、CKをヘディングで合わせたシーンだ。競り合った相手よりも高い位置から放った一発だったが、クロスバーを叩きゴールとはならなかった。
それ以外にも前線で起点となり、守備でもハードワークした。それでも「ゴールを決めてないから全然意味ない」と話す。そこには「結果が出てFWやと思ってるから」という、ストライカーとしてのプライドがあった。
川又は、「強い気持ちを持ってやった。次はないと思って俺は出てるから」と、この試合に懸けていたことを明かした。
今回はゴールを決めることはできなかった。「反省や課題もある」と本人も振り返る。だが、日本代表としてのキャリアは始まったばかりだ。
「また次のチャンスをどっからでも狙えるように。そこで確実にゴールを狙えるようにしたい」
すぐに気持ちを切り替え、次の機会を虎視眈々と伺う。それもストライカーの大事な仕事だ。
【了】