古巣から再獲得を検討されているFWマリオ・マンジュキッチ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクは、アトレティコ・マドリーのFWマリオ・マンジュキッチの買い戻しを検討しているようだ。現地時間26日のドイツ紙『キッカー』が報じている。
マンジュキッチは2010年から同クラブに所属。2012年にバイエルン・ミュンヘンに移籍したが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の起用法とFWロベルト・レバンドフスキを獲得したことに不満を抱き、今季からアトレティコへ移籍していた。
同紙によれば、ヴォルフスブルクは今季初めに移籍を希望していた同選手の買戻しを画策していたが、年俸の交渉で失敗したという。
しかし、ヴォルフスブルクは代理人のジャコモ・ぺトラリオ氏に再びコンタクトをとった様子。同氏はFWアンドレ・シュールレ移籍の際にも協力しており、ヴォルフスブルクとは縁が深いと言われている。
現在リーグ2位につけるヴォルフスブルクは、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性が高い。FWには後半戦に大爆発を見せ、オランダ代表に久々に選出されたバス・ドスト、デンマーク代表のニクラス・ベントナーがいるが、過密日程を考えるともう1人は必要と考えているようだ。さらに、ベントナーに限っては来季の去就が微妙な状況となっている。
市場価値2600万ユーロ(約36億4000万円)と言われ、2018年までアトレティコと契約を結ぶマンジュキッチだが、果たして古巣への復帰はあるのだろうか。
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