アーセナルに所属するGKシュチェスニー【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属するポーランド代表のGKヴォイチェフ・シュチェスニーは、クラブに続いて代表でも定位置を失う可能性があるようだ。
24歳のシュチェスニーは、2008年にアーセナルに加入すると、翌年から正GKに抜擢される。俊敏性と思い切りの良さに定評があるものの、途切れがちな集中力に課題を残し、指揮官から全幅の信頼を寄せられていない。
また、1月1日に行われたサウサンプトンとの一戦に敗れた直後、ドレッシングルームのシャワー室で喫煙したことが問題視され、GKダビド・オスピナに守護神の座を奪われてしまった。現在は、残り少ないカップ戦に出場するにとどまっており、ベンチを温める日々が続いている。
英紙『デイリー・ミラー』で、リバプールとポーランド代表のGKとして活躍したイェジー・ドゥデク氏は「深刻な問題だ。私がもし彼の立場にいたら、アーセナルで出場機会があるかどうか心配になり、(代表チームで争うライバルの)ウカシュ・ファビアンスキがいる以上、長くは待てない。退団するべきだ。
代表には正GKとして十分なレベルを備える選手が彼の他に2人もいる。ファビアンスキは現在好調を維持しているし、アルトゥール・ボルツも経験豊富だ。アダム・ナヴァウカ監督は、29日に行われるユーロ予選のアイルランド戦の直前まで決定は下さないだろう。私の意見では、シュチェスニーは起用されないと思う」と同選手の将来を案じた。
尚、アーセナルは、夏の移籍市場でチェルシーに所属するチェコ代表のGKペトロ・チェフを、移籍金1000万ポンド(約18億円)で獲得するのではないかと報じられている。
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