メディア含めすべてを掌握したい指揮官
それだけに、メザーヒ氏は「ハリルホジッチ監督はメディアとの関係性を良くしたいと思っているはずだ」と予想している。実際、ハリルホジッチ監督は日本代表監督就任会見で「メディアとはプロフェッショナルな関係を築きたい」と発言している。
では、その実態はどうなのか。メザーヒ氏は以前、監督の人物像について「操縦士、副操縦士と航空管制官を同時にやることが好きだ」と飛行機に例えて記事にしたことがあるという。
「彼はメディアを“別の存在”とは思っていない。チームや国の期待への影響力を理解しているので、出来る限りメディアを“握ろうとする”」と語るように、選手たちだけでなくサッカーを取り巻くあらゆる要素を指揮したい傾向があるようだ。メディアについても強くコントロールする可能性がある。
また、ハリルホジッチ監督の人柄については「彼は権威的だが、同時に人を惹きつけるものを持っている」とも語っている。果たして独特の魅力は日本で受け入れられるだろうか。
最後に編集部はチュニジア代表についても聞いた。メザーヒ氏は「彼はチュニジア代表をよく知っており、戦術的にもアドバンテージがある」とみている。
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