チェルシーに所属するFWジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するスペイン代表のFWジエゴ・コスタは、イングランドとスペインのフットボールの違いに驚きを隠せないようだ。
シーズン開幕前に移籍金3200万ポンド(約57億円)でアトレティコ・マドリーからチェルシーに加入したD・コスタは、プレミアリーグ30試合を消化した時点で、リーグトップタイとなる19得点を挙げている。
しかし、22日に行われたハル・シティとの一戦では、後半途中にハムストリングの負傷で途中交代。同選手は約一年前から筋肉の慢性的な怪我に苦しんでおり、非紳士的なプレーを行う相手DFや、選手を怪我から守らない審判団に愛想を尽かしている。
英紙『デイリー・エクスプレス』でD・コスタは「イングランドのDFは、もはや高潔という言葉を気にしなくなったようだ。彼らは常に蹴り飛ばしてくるし、ピッチの外に突き出そうしてくる。
スペインの審判がFKを与える場面でも、イングランドの審判は全く笛を吹かない。しかし、私は以前よりも自制する術を身につけてきており、普通に試合をしようと試みている」と自身がリーグの習慣に適応しつつあることを語った。
イングランドとスペインの違いに驚くのは彼だけではない。昨季、アトレティコでともにプレーし、今シーズンからチェルシーでも同僚になったGKディボー・クルトワもプレミアリーグの特異性に驚く。
「イングランドでは規模が小さいクラブでも非常に戦いづらい。彼らはロングボールに頼ることが多いからね。レスターようなチームが相手でも難しい試合になる。スペインで似たような状況はないね。あそこではフットボールをやっていたが、ここでは戦争をやっているようなものだ」
尚、チェルシーは、1試合未消化ながら勝ち点6差で首位の座を守っており、リーグ制覇に向けて順調な戦いを見せている。
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