「形を持ってやっていくことを理想としている」
また、ハリルホジッチ監督は攻撃時には攻撃、守備時には守備にチーム全員が関わることを求めるとメンバー発表会見で語っている。
その点に関して山口は「攻撃に厚みをもたらすというのはもちろん、サイドバックが上がったときのリスク管理なんかは今までよりももっと意識を高く持っていかないといけない」と気を引き締めた。
さらに、FW永井謙佑も「グランパスでも守備をするし、そこはそんなに気にならない。守備からリズムを作るタイプだし、そこから奪ってチャンスになることも多い。追いかけて相手があたふたするのも好きだし(笑)」と“ファーストディフェンダー”として貢献する姿勢を示した。
そして攻撃面に関しては、同じくFWの宇佐美貴史が「クロスの入り方もそうだし、割と自由にというよりは形を持ってやっていくことを理想としているのかなという印象」と述べた。
加えて、吉田は「やっぱり監督も言っていたけど、奪った後のボールを速くタテにつけるっていうのは非常に有効だと思う」とし、永井も「縦の速さだったり、自分のストロングポイントを出すことが大事。チームに今までなかったものをしっかり出していきたい」と前線での守備からショートカウンターでゴールに迫るイメージを膨らませた。
27日に迎える初陣では、まだまだ完成度は低いと思われるが、ハリルホジッチ監督に率いられた日本代表ではスピーディーなショートカウンターからの得点が期待できそうだ。
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