2018年よりMLSに参加の可能性があるマイアミのオーナー、デイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】
アメリカ・メジャーリーグ・サッカー(MLS)は現地時間25日、2018年より24チームで開催する計画を明かした。
現在10チームずつがイースタンとウェスタンに分かれて行われているMLS。2017年にはアトランタ、ロサンゼルスFCの2チームが加わり22チームになることが予定されている。
さらに翌年の2018年にはすでにミネソタ・ユナイテッドの参入が決定。当初は2020年までに24チームとする予定だったが、2年前倒しするつもりのようだ。
2018年に加入予定のもう1チームは、元イングランド代表のディビッド・ベッカム氏がオーナーを務めているマイアミが候補として挙がっている様子。同クラブも2020年の参入を目標としていたが、それが早まるようだ。
しかし、2014年2月の段階ではフランチャイズ権の取得、スタジアム建設地の選定と資金調達などの問題を市と協議中。特にスタジアム建設候補地に関しては関係者から反対に会うなど難航していた。
それでもMLSコミッショナーのドン・ガーバー氏は、ベッカム氏が4月の段階でメジャーリーグ・ベースボール(MLB)のマイアミ・マリーンズの球場近くなら可能性があると話していたことを明かした。
また、ベッカム氏とマイアミビーチ市長は今週火曜日に話し合いを行った模様。同市長は「私は彼がオープンで乗り気ある印象を受けた」と話している。
2年の前倒しは予期しておらず、現状ではまだ厳しいようではあるものの、ベッカム氏と共同オーナーであるマルセロ・クラウレ氏はマイアミ市長と会談するつもりのようだ。
市長は「数週間のうちに解決策を見つけ答えを出す必要がある」とだけ明かし、2018年からの参加を否定も肯定もしていない。
はたして3年後にベッカム氏がオーナーのクラブはMLSに参加できるのか注目される。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→