スモーリング(左)と口論になりかけたところを止められるバロテッリ(右)【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第30節のリバプール対マンチェスター・ユナイテッド戦で、リバプールのFWマリオ・バロテッリがユナイテッドのDFクリス・スモーリングとの接触プレーの際に激昂し、あわや乱闘かというシーンがあった。
しかし、そのバロテッリの怒りを抑えようと客席からバロテッリを止めたサポーターが話題となった。そのサポーターはショーン・レザボローさんという男性で、23日のリバプール地元メディア『リバプール・エコー』でインタビューでを受け、「彼が退場になるのが心配だった」と、語っている。
さらに、その時の状況について、以下のように説明した。
「マリオはスモーリングにピッチ外へ突き飛ばされた。彼のボディーランゲージから、スモリーングに対して何らかのリアクションを取ろうとしているのが分かった。それに、私は彼がすでにイエローカードをもらっているのを知っていた」
「だから”落ち着け”、”放っておけ”と声を掛けたんだ。そしたら彼も”OK、OK”と言っていた」
「私は5フィート8インチ(約172センチ)しかない。彼はとても身体が大きいから、抱きかかえるのは難しかった」
この試合、リバプールの主将、スティーブン・ジェラードが後半途中出場からわずか38秒で退場処分となっていた。マルティン・シュクルテルがダビド・デ・ヘアへ危険なタックルを見舞い、口論となるシーンなど終盤は選手が熱くなるシーンが散見された。
このサポーターの”ファインプレー”がなければ、バロテッリも退場処分となり、さらに荒れた展開となっていたかもしれない。
【了】
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