騒ぎの原因となったメッシ夫人のアントネラ・ロクソさん【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシの夫人であるアントネラ・ロクソさんの行動が原因で大学病院が訴えられてしまったようだ。23日のスペイン紙『エル・コンフィデンシャル』が報じている。
事件は13日に起こったようで、妊娠9ヶ月になるリダさんが定期検査のために病院に訪れた時の事だった。40分待合室で待った後に検査室に入った彼女だったが、突然扉が開きメッシ夫人が入室してきたという。そして「私はアントネラ、メッシの妻です」と、一言発し、そのまま処置室まで連れて行かれた様子。
他の患者同様に順番待ちをしていたリダさんはメッシ夫人の行動と病院側の対応に唖然とし「うんざりした。名前を言うだけで並ばずに処置をうけるなんて。私も妊婦よ。ここはナイトクラブではなく病院でしょ」と、憤慨。
さらに「馬鹿にされた気分。メッシの奥さんが救急で来た場合は理解できるけど、そうではなかったわ」と、有名人だからと言う理由で優先させた対応に対し、裁判所に訴えを申し出たという。
病院側はこれに対し「理論的に考えて理解してほしい。有名人が待合室にいれば騒ぎになってしまう」と、返答。
しかし、リダさんは「それは理解している。サインや、写真をねだる人がいていい気分ではないでしょう。でも、本人ではなく奥さんよ。誰も知らないわ」と、怒りは収まらない様子。
裁判所がこの訴えを取り扱うかは不明のようだが、メッシ夫人の行動で病院側はとばっちりを受けてしまったようだ。
【了】
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