試合前、まさかのグッズ未着のハプニング!
味の素スタジアムの正面玄関を入ってすぐ、メインスタンド前のコンコースで、異常事態が発生していた。
左側では、東京ヴェルディユニフォームを着用した『甘城ブリリアントパーク』ヒロイン「千斗いすず」のオリジナル缶バッジ(600円/税込)を販売する「東京V×甘ブリ」ブースの前で、「千斗いすず」コスプレの橘杏、モッフル、ヴェルディくん、そして稲城なしのすけがカメラ小僧化したサポーターにビシバシ激写されて人だかりができているのに、右のスペースはからっぽ……そう、「水戸ホーリーホック×ガールズ&パンツァー」ブースが、影もかたちもない!
神妙な顔をした新熊康助東京ヴェルディ・ソーシャルメディアディレクターがやってきた。話を訊くと「渋滞でグッズの到着が遅れていて……まもなく来るのですが」。連休初日の渋滞で、定刻までに味スタに辿り着けなかったのだ。なんというアウェーの洗礼。
あとで聞いたところによれば、「コロッケ西郷亭」と『甘ブリ』のコラボ商品『ラティファのコロッケ』も納品が遅れたという。それこそ『甘ブリ』の劇中にあってもおかしくなさそうなエピソードだが――思わぬところに敵が潜んでいたものだ。
11時から30分間のファンクラブ会員先行入場が終わり、一般入場が始まっても「水戸×ガルパン」グッズは姿をあらわさない。まずは「ま!」印ロゴの自己主張が印象的な「大洗まいわい市場出張販売 IN 味の素スタジアム」が荷解き。テーブルなしの状態で、サポーターの手を借りながら店舗設営を始める。