「シンジ・カガワは再び笑うことが出来る」
ビルト日曜版によるハノーファー戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】キルヒ「5」、スボティッチ「4」、フンメルス「3」、ソクラティス「3」、【MF】ギュンドアン「4」、ケール「3」、ブワシュチコフスキ「4」、香川「2」、ロイス「2」、【FW】オーバメヤン「2」。
1ゴール1アシストの香川には「2」と高評価である。
またビルト日曜版は「ハノーファーでの勝利を通してドルトムントは最終的にいまだかつて無い降格の懸念から解放される」と記した。同紙は、このハノーファーでの結果を持って、今季これまで死闘を続けたドルトムントの残留争いは終わったと見ているようである。
22日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスは、笑顔のオーバメヤンに、後ろから飛びついて微かに笑みをこぼす香川の写真を掲載した。そして次のように記している。
「歓喜のデュオ:心配をかける子シンジ・カガワは再び笑うことが出来る。ハノーファーで日本人は自力でゴールを決めて、さらにピエール・エメリック・オーバメヤンに3:1となるラスト・パスを送る」
記事中では、香川のゴールについて「ドイツ代表マルコ・ロイスはカガワへパーフェクトにパスを送り、そして日本人は1229分ゴールがないという恐怖のシリーズを終えることを許される」と記されている。
またデュッセルドルフ・エクスプレス紙は「BVBは再びヨーロッパの夢を見る」として、「ドルトムントにおいて降格は昨日以来もはやテーマではない」とするところは、ビルト日曜版と同様である。
ビルト日曜版にフンメルスは「もしバイエルンに勝つことがあれば、僕たちは上位を眺めることが出来る」とコメントを残した。
中断期間が開けると直ぐに、ドルトムントはホームに王者バイエルンを迎える。
【了】
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