決勝点を決めたスアレス【写真:Getty Images】
【バルセロナ2-1レアル・マドリー リーガ第28節】
スペイン・リーガエスパニョーラ第28節が行われ、バルセロナとレアル・マドリーがカンプ・ノウで激突した。
首位・バルサと2位・マドリーの勝ち点差はわずか1。そして、ここで勝った方が今季のリーガを制するとも言われる重要な一戦。
3分、バルサはイニエスタがスアレスとのワンツーからクロスを送る。その際に相手と接触し、少し痛める。
8分にはマドリー。ベイルのパスからベンゼマが右足で狙うもゴール左へ外れる。12分にもベンゼマからロナウドが合わせるもクロスバーに阻まれる。
19分、ついにスコアが動く。先制したのはバルサ。メッシのFKに飛び込んだマテューが頭で叩き込みリードを奪った。
マドリーは21分、ぺぺがスアレスを倒してイエローカードを受ける。26分にはマルセロが左から中に侵入し、シュートを狙うもDFにブロックされる。
それでもマドリーは31分、モドリッチの縦パスをベンゼマがヒールで落とすと、走り込んだロナウドがつま先で決めて試合を振り出しに戻す。
40分にはクロスにベイルが合わせてネットを揺らすも、その前にオフサイドがありノーゴール。42分、ロナウドが強烈なミドルを放つもGKが弾いてCK。このCKから最後はベイルが右足で狙うも枠を外れた。
48分、マドリーはロナウドのパスからベンゼマが狙うもGKのセーブに阻まれる。
前半終盤から、マドリーの高い位置でのプレスが機能。バルサにビルドアップを許さない。
しかし、勝ち越しゴールはバルサに生まれる。56分、アウベスのフィードにスアレスが完璧なタイミングで抜け出すと、抜群のコントロールから右足で流し込んだ。ショートパスが消されても、今のバルサはスアレスがいることで中盤を飛ばした攻撃にも迫力がある。
その後、両チームとも激しさが増していく中、スコアは動かず時間が経過していく。
72分、ドリブルで持ち込んだメッシのミドルはわずかにゴール左へ外れた。直後にもメッシのラストパスからネイマールが狙うもゴールならず。
78分、マドリーはベンゼマが強烈なシュートを放つもGKのセーブに阻まれる。
最後まで目が離せない一戦はバルサの勝利で終わり、勝ち点3を獲得。首位をキープした。
【了】