アンドニ・イラオラは長年A・ビルバオの守備を支えてきた【写真:Getty Images】
元スペイン代表DFアンドニ・イラオラが、下部組織時代も含めて15シーズン在籍したアスレティック・ビルバオ退団を決断したようだ。
今季末でビルバオとの契約が満了となる32歳のベテランSBは、クラブからの残留要請を蹴って新たな挑戦に踏み出そうとしている。
2008年にスペイン代表デビューを果たし、2012年までの5年間で通算7試合に出場。所属クラブでもトップチームデビューから昨季まで11シーズン連続で30試合以上に出場しており、安定感抜群の絶対的な主力としてビルバオの守備を支えてきた。
しかし、今季は度重なる負傷に悩まされてコンスタントにプレーすることができず、リーグ戦27試合を終えて15試合の出場にとどまっている。
イラオラの新天地にはMLSが濃厚と20日付のスペインメディア『エル・コンフィデンシャル』は伝えた。6月に33歳を迎えるビルバオの精神的支柱は、アメリカでキャリアを終えようとしているのだろうか。
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