アーセナルを率いるヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、アウェイゴールルールの改正を訴えている。
アーセナルは、17日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグでモナコに2-0と勝利したが、1stレグで1-3と敗れたいたため、アウェイゴールの差でベスト8進出を逃した。また、パリ・サンジェルマンと対戦したチェルシーも同様の理由でベスト16敗退に終わった。
英紙『デイリー・メール』でヴェンゲル監督は「時代遅れのルールを改正すべきだ。これは1960年代にアウェイチームを攻撃的にプレーさせるために導入された。フットボールの潮流が変化して以降、アウェイゴールに対する比重が大きすぎる。イングランドのリーグカップのような延長戦(120分間を戦い終えてからはじめてアウェイゴールが適用される)を導入すべきだ。
プレミアリーグのクラブは質が高く、過密日程からくる身体的な負担も多いと思う。しかし、今はイングランドフットボールの何が間違っていたかを徹底的に分析する気分ではない。我々が誤った方向に進んでいるとも思わない。180分を戦って同じスコアだったんだ。モナコでは勝利も収めた。敗退が決まってしまったことに本当に失望している」と大会運営組織に対して不満を表した。
モナコに敗戦したアーセナルは、5年連続でベスト16に終わっている。
【了】
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