「アメリカではフィジカルコンディションが良くなかったらプレーは不可能」
――NBAと言えば人気スポーツですが、MLSも同じ道のりにいますか?
「多分そうだと思う。オーランドの会長は『初戦のスタジアムには6万人が入ったけど、観戦したいサポーターはもっといた』と言ってくれた。今ここで起こっていることはとんでもないことだ。我々は新たなチームであるにもかかわらず、満席に近い。
マスコミの宣伝は膨大だ。オーランドとの試合後、ワールドカップ(W杯)かチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦と同様のマスメディアが待機していた。願っていたことだけど、正直、実現可能だとは思っていなかった」
――フットボール面でのレベルに関してはどうですか?
「まぁ、欧州のレベルにないことは明らかだ。つい最近20周年を迎えたばかりのリーグだしね。でも、これから更に成長するに違いない。一番気に入った部分は、競争率が高くてレベルが拮抗していることだ。ここのリーグでは誰もが優勝できる」
――MLSは引退前にプレーするリーグだというレッテルが貼られていますが……
「今日においてそれは事実ではない。フィジカルのレベルはとても高い。アメリカ人プレーヤーはアスリートのような選手ばかりだし、南米プレーヤーは無限の才能を持っている。ここではフィジカルコンディションが良くなかったらプレーは不可能だ」
――チームメイトは世界のあらゆるタイトルを制覇したあなたのことをどう見ていますか?
「ハハハ(笑)。テレビに映っていた選手ではなく、フレンドリーな人として見られるように初日から頑張ったよ。その努力は報われたと思う。皆が新メンバーだということが助かった。一番訊かれることはキャリアでの体験だね。ビッグプレーヤーと一緒にプレーするのはどうだとか、決勝戦はどういうものか、とかね」
【了】
(※)本記事はマルカ紙に許可をもらいインタビュー記事の全文を翻訳しています。
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