「ベイルは怠け者ではない」
コールマン監督は、トッテナムでのラストシーズンでプレミア33試合出場21得点をマークしたベイルを擁護した。
「誰にでも良い時期と悪い時期がある。それを乗り過ごさなければならないんだ。私は、彼が家に戻るべきではないと思う。彼は今の場所にとどまるべきだ」
スペインでレアル・ソシエダを率いた経験を持つコールマン監督は、ベイルが怠け者で自分勝手だという批判を浴びたことにショックを受けたと話している。
コールマン監督はウェールズ代表のキープレーヤーであるベイルにそういったところは見られないと考えており、「私がベイルに対して怠け者という言葉を使うことはない」と述べた。
「ウェールズ代表でプレーするときの彼のデータはすべて持っている。彼は常に高いレベルのインテンシティーを出しているよ。常に素晴らしいスプリントで、ほかの誰をも上回る。信じられないね。彼に対する批判はフェアだと言えない。彼が耐えられないレベルまでの批判にならないことを願っている。自分勝手に言うなら、プレミアリーグよりリーガでプレーする方が、彼はフィジカルをフレッシュに保てるね」
指揮官は、その理由について「プレミアリーグの方が肉体的にはよりハードだ。だから、代表に来るときに、彼はトッテナム時代よりも良いコンディションでいられるだろう」と述べている。
今回のコールマン監督のコメントは、EURO2016予選のイスラエル戦に向けて23名の招集選手を発表した中でのものだ。ウェールズは敵地ハイファで現在首位のイスラエルを下せば、グループBで首位に浮上する。
コールマン監督はバーンリーFWサム・ヴォークスを招集。ハル・シティDFジェームス・チェスターは負傷で選外となった。ハムストリングの問題から復帰したアーロン・ラムジーはメンバーに含まれている。24歳のラムジーについて、コールマン監督は起用をためらわないとしている。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。
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