アーセナルを率いるヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、現地17日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のモナコ戦に向け、史上初となる逆転突破に照準を合わせている。
2月25日に行われた1stレグで1-3と敗れたアーセナル。CLの歴史上、ホームでの初戦を2点差以上で落としたチームが、逆転で次のステージに進んだ例はない。
英紙『デイリー・メール』でヴェンゲル監督は「過去の統計から我々が不利であることは理解しているが、それが常に正しいものではないことを示したい。もしやれると信じていなかったら、ここに来てはないだろう。フットボールは予測不可能なものだ。
1stレグでは驚くほどミスが多かった。人生では最初にミスを犯すと、取り返しがつかなくなることもある。だが、我々には2ndレグがあり、それを生かさねばならない。どの時間帯で先制しようが、最後までフルパワーで戦う必要がある。クラブを支える人々のことを忘れてはいけない」とチームを鼓舞した。
また、英紙『デイリー・ミラー』で同監督は「心配していることが2つある。ひとつはピッチ状態だ。ここでは激しい雨が降ることも多く、水びたしになればプレーに支障を来す。もうひとつは雨によって試合が延期してしまうことだ。最近もリーグ戦で同じようなことが起きた。プレー環境が悪くならないことを望んでいる」と一抹の懸念を抱いていた。
アーセナルは、欧州の大会で過去10年間もホームで負けがないモナコ相手に勝利を収められることが出来るだろうか。
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