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香川真司 10年前

「高騰は再びストップ」。連続ドローのドルトムントに地元紙は厳しい論調。香川にも低評価の『5』

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「とりわけ弱い:ムヒタリヤンとカガワ」

 15日付の独大衆紙ビルト日曜版は、「ケルンに対して0-0! 土曜の夜にクロップはただ勝利を挙げることが出来なかった」とする。

 同紙は「ケルンは後方の中央に引いて構えて、ドルトムントは侵入しない。とりわけ弱い:ムヒタリヤンとカガワ」と、特にミッドフィールドで先発した両者に手厳しい。

 ビルト日曜版によるケルン戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。

【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】キルヒ「4」、スボティッチ「3」、フンメルス「3」、シュメルツァー「3」、【MF】ギュンドガン「4」、ケール「4」、ミキタリヤン「5」、香川真司「5」、ロイス「4」、【FW】オーバメヤン「4」。

 香川には「5」と厳しい評価である。

 一方で同紙は「確かにドルトムントはより多くボールを支配したが、ケルンはより多くのチャンスを作り出した」と、序盤のデイファーソンとウジャーを評価する。また66分のロイスのシュート、79分のフンメルスのヘディングを防いだことに触れて、GKのホルンを高く評価した。

 ケルンの指揮官シュテーガーは「私達は、自分達の目標が何なのかを知っている。だから私達は今日の結果に満足しているよ。残留のためには、私達は夏まで頑固なまでに戦い抜かねばならないんだ」とビルト日曜版にコメントを残している。

【了】

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