ハンドでゴールをくすねようとしたオーバメヤン
「バットマンは“バッドマン”へと向かう」と大きく見出しを付けたのは、2015年3月15日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスである。14日に行なわれたブンデスリーガ第25節、ドルトムントはホームでケルンを相手に0-0で引き分けた。
デュッセルドルフ・エクスプレス紙は「年が明けて危機の外へと闘い、その上再びヨーロッパも視野に収めた。しかし今ではボルシア・ドルトムントの高騰はとりあえずは再びストップした」とする。
同紙は前節に続いてスコアレスのドローに終わったことで、2月のリーグ戦4連勝のようなドルトムントの勢いは、ひとまず止まったと捉えているようである。
そしてドルトムントの守備面については、「ネヴェン・スボティッチとマッツ・フンメルスはケルンのストライカー、アンソニー・ウジャーとデイファーソンを全く捕まえることが出来なかった」とする。
攻撃面については「彼(クロップ)のスター達は爆発しない」と記して、特にオーバメヤンについては「愚かなハンド・ゴールをくすねようとし、それによってバッドマンになるところだった」としている。
70分に、いわゆる神の手ゴールを決めたオーバメヤンのことを、2月28日のシャルケ戦ではバットマンのパフォーマンスをしたことに掛けて、バッドマンと記した。
いずれにせよルール地方の地元紙は、攻守両面においてドルトムントに厳しい評価である。
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