リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属しているアルゼンチン代表の主将FWリオネル・メッシは、3月付のアルゼンチンサッカー連盟(AFA)月刊誌のインタビューに応じ、6月11日からチリで行われるコパ・アメリカ(南米選手権)について言及した。
「我々は現在、キャリアの特別な時期にコパ・アメリカに臨む。ワールドカップ(W杯)では後少しで栄光を掴むところだった。あの経験は、これからの挑戦に向けて僕らを強くしてくれる」
アルゼンチンは優勝の最有力候補かと訊かれたメッシは「全然そう思っていない。このコパには偉大な代表が集っており、全チームに優勝の可能性がある」と、他国に対して敬意を払った。
優勝候補に関しては「ブラジル、コロンビア、ウルグアイとアルゼンチンが一番優勝する可能性があるけど、他国もリスペクトせねばならない」と語った。
なおメッシは、2014年ブラジルW杯で手にした準優勝によって国民の支持が更に増したと考えているようだ。
「人々は常にこの代表を応援してくれたけど、支持は日々増していった。僕にしてみれば、この代表は相応しい支持を得ていなかったけど、W杯の決勝戦に辿り着いた時は皆が我々と共にいた」
準優勝と言えば、2007年のコパ・アメリカで同じ成績を残している。メッシは「どの選手だってベストは代表に辿り着き、何らかのタイトルを獲得することだ。それがW杯だったら最高だ」と述べる。だが「リベンジとは思わない。この代表が人々の記憶に残るようにしたいだけだ」と、母国への思いを語った。
また、メッシ自身とカルロス・テべス、ゴンサロ・イグアインとセルヒオ・アグエロによって構成されているアルゼンチン代表の最前線に関しては「世界最強のFW陣とは言わない、チームの全線においてバランスがとれている偉大なチームだと言える」と述べた。
【了】
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