先制ゴールを決めたグレゴワール・ドゥフレル(右)【写真:Getty Images】
【インテル1-1チェゼーナ セリエA第27節】
セリエA第27節が現地時間の15日行なわれ、インテルはホームでチェゼーナと対戦した。
日本代表DF長友佑都は依然として負傷により離脱中。ロベルト・マンチーニ監督は左サイドバックにドドを選択した。
両チームのスターティングメンバーは以下。
インテル(4-3-1-2)
GK:サミール・ハンダノビッチ
DF:ダニーロ・ダンブロージオ、アンドレア・ラノッキア、マルコ・アンドレオッリ、ドド
MF:フレディ・グアリン、ガリー・メデル、ズドラブコ・クズマノビッチ
ジェルダン・シャキリ
FW:マウロ・イカルディ、ロドリゴ・パラシオ
チェゼーナ(4-3-1-2)
GK:ニコラ・レアーリ
DF:ガブリエレ・ペリコ、ダニエレ・カペッリ、ルカ・クラインツ、ホルドゥー・マグヌッソン
MF:ジュゼッペ・デ・フェウディス、ガビー・ムディンガイ、ルイジ・ジョルジ
カルロス・カルボネーロ
FW:ミラン・ジュリッチ、グレゴワール・ドゥフレル
両チームあまりチャンスが作れない展開が続くとインテルにアクシデントが訪れる。21分、シャキリが筋肉系の負傷でマテオ・コバチッチと交代する。
インテルに嫌にムードが流れ始めた30分、チェゼーナが一瞬の隙をついて先制する。フィードをジュリッチが落とすと、カルボネーロがスルーパス。ドゥフレルがインテル守備陣の裏へ抜け出し、GKとの一対一を制した。
34分、インテルもグアリンが目の覚めるようなミドルシュートでゴールに迫るも、これはポストに阻まれた。
前半はそのまま1-0で終了。チェゼーナリードでハーフタイムを迎える。
インテルは後半からクズマノビッチに替えて、FWルーカス・ポドルスキを投入。布陣を4-2-3-1に変更し一気に攻勢を強める。
すると開始早々の48分、インテルが同点に追いつく。右サイドにイカルディが展開すると、グラウンダーのクロスにパラシオが反応して押し込んだ。
その後もインテルが次々とチャンスを作り出し、チェゼーナが何とか守る展開が続く。
54分、ポドルスキがチャンスを演出するも決めきれない。バイタルエリアから強烈なミドルシュートを放つも、ここはポストに阻まれてしまう。
追加点を奪いたいインテルは、62分にドドに替えてダビデ・サントンを投入。サイドの展開力を強化する。
それでもインテルは最後まで決めきれず、試合は1-1の引き分けで終了。またしてもインテルは3月初勝利を飾ることはできなかった。
【了】