ゴールを決めて笑顔を見せるFWルーニー【写真:Getty Images】
【マンチェスターU 3-0 トッテナム プレミアリーグ第29節】
イングランド・プレミアリーグ第29節が現地15日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドがホームでトッテナムと対戦した。
4位のユナイテッドは前節、アウェイでニューカッスルと対戦し、終了間際のゴールでなんとか勝ち点3を奪った。しかし、9日に行われたFAカップ準々決勝で宿敵アーセナルにまさかの敗戦。精神的なダメージを払拭して試合の臨むことが鍵となる。
一方、6位のトッテナムは、ホームにスウォンジーを迎え、3-2の打ち合いを制した。今節はトップ4争いをするライバルとの直接対決だけに勝ち点3を獲って上位に近づきたい。
試合が始まると、ユナイテッドにいきなり決定機が訪れる。9分、最終ラインに入ったMFブリントからMFキャリックに繋がると、スルーパスに抜け出したMFフェライニがエリア左から左足で逆サイドに先制ゴールを流し込んだ。
攻勢を続けるユナイテッドは、19分にも得点機。左CKからフェライニが相手選手に競り勝つと、クリアボールに反応したMFキャリックが頭でゴール右隅を狙いすまし、早々と追加点を挙げた。
ユナイテッドの流れは変わらない。34分、敵陣でMFベンタレブのミスパスを拾ったFWルーニーがドリブルで相手DFをかわすと、冷静にゴール左に流し込み、チーム3点目を決めた。
トッテナムは前半途中でMFタウンゼントを下げてMFデンベレを投入。MFエリクセンを中央から左に回し、FWケインとのホットラインで打開を図ろうとする。
しかし、後半に入ってからもユナイテッドの小気味の良いパスワークに守備が翻弄され、自分たちのペースを作れない。ボールを奪ってから攻撃を仕掛けようとするも、アイディアに乏しく、自陣に引いたユナイテッドを崩し切れない。
トッテナムは後半途中からFWラメラとFWアデバヨールを立て続けに投入して攻撃にアクセントをつけようとするも、最後まで得点を奪うことができず。アウェイゲームで6試合連続ゴールを決めていたケインも不発に終わり、試合はこのまま3-0で終了した。
次節、ユナイテッドはアウェイでリバプールと対戦。トッテナムはホームにレスターを迎え撃つ。
【了】
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