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香川真司 10年前

香川が語る苦境打破の方法「得点の匂い感じない。積極的にシュート狙わないと」「いいサッカーで終わってはダメ」

14日に行われたブンデスリーガ第25節。ホームにケルンを迎えたドルトムントは0-0の引き分けに終わった。香川真司は先発出場したが、得点に絡めず後半途中に交代。試合後、報道陣の取材に応じた。

text by 編集部 photo by Getty Images

「効果的な攻撃が出来ていなかった」

香川が語る苦境打破の方法「得点の匂い感じない。積極的にシュート狙わないと」「いいサッカーで終わってはダメ」
香川真司は先発出場【写真:Getty Images】

【ドルトムント0-0ケルン ブンデスリーガ 第25節】

 前節のハンブルガーSV戦。先発出場したものの活躍出来ず、前半で交代となった香川真司。ホームにケルンを迎えた一戦でもトップ下で先発出場。汚名返上といきたいところだったが、得点に絡むことができず後半途中に交代した。

 試合後、報道陣の取材に応じた香川は開口一番「苦しかったです」と語る。中を固めたケルン守備陣に上手く攻撃が作れず、苦戦を強いられた。本人もそれは自覚しており、「効果的な攻撃が出来ていなかった。もうちょっとサイドで起点を高い位置で取り、そこで辛抱強く回して行ければ良かったと思います」と反省の弁。

 なかなか崩せない状況に右に流れてボールをもらうなど変化は加えた。ただ、引いた相手を崩すには至らなかった。「相手の寄せも結構早く、中も混雑していた。やはりサイド際でもうちょっとシンプルに、クロスをしたり仕掛けたりしてもう少し起点が作れれば、もっと楽になっていた」と振り返る。

 リーグ戦では4連勝して2引き分け。波に乗ったかに見えたが、勝ち切れない。「引いた相手に対して崩し切れていない。そこはチームとしても上手く戦えていないところはあるのかと思います。そういう相手に対してどう崩すのかは難しい」と苦しい状況は自覚しているようだ。

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