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日本代表 10年前

【全文掲載】ハリルホジッチ新監督が就任会見「みなさんに勝利という言葉をお届けしたい」

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

ハリルホジッチが持つアジアの印象とは?

――W杯でアルジェリアは韓国と対戦しました。そしてコートジボワールでも日本と対戦している。アジアの印象は? 日本は55位というランキングだが、どこまでいけると思うか?

 アジア全体のレベルは上がってる。ただ、いわゆるサッカー強豪国や南米にまでは達してない。日本代表のことは知ってた。今はより知ってる。ここ2週間、日本代表のために働いたので、正直にもっと上に行けると思う。私と仕事をするためのクオリティがある。

 いくつかの攻撃も守備も向上させる必要がある。日本代表は数年前は20位、またはそれ以上のランキングにいたので、そこまでは持っていきたい。そこに到達するまでには時間と我慢が必要だ。全員の仕事が必要となる。

 大仁会長と2回話して、彼にも要求した。まず我々スタッフがファミリーになること、よい仕事をするためには良い雰囲気を作ること、我々が関係性を築くことがグラウンドで良い影響を与える。今よりもさらに高いレベルにすることはできると思っている。

 私のこのノート(ノートを見せながら)はにこれからやるべきことがたくつん書いてある。詳細は言えないが、いくつかの点を伸ばしていきたい。

 なぜかというと、テクニックを持った本当に良い選手がいるからだ。あまり多くのことはできないが、出来る選手もいる。みなボールを欲しがる。もっといいプレーができることを教えていきたい。引いてきた相手に対しても、そうでない相手にしても、どんなスピードで戦えばいいのか、速い攻撃だけが全てでではない。ポジショニング、リズムの変化、動きのフェイント、そういったことを教えていきたい。私はもともとFWなので、私の経験を踏まえて向上させていきたい

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