ペペ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFペペは12日、スペインラジオ『カデナ・コペ』でチームが過ごしている苦境について言及した。
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝進出は果たしたものの、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで4失点を許すという大失態。マドリーに加入してから(2007年)最低の試合かと訊かれたペペは「いや、最低の試合は0-5で負けたバルセロナ戦だ」と答えた。
「どん底に落ちた。2ヶ月前と同じ選手達だから早く調子を取り戻したい」と述べたペペは、シャルケ戦でのチームに採点を付けるとしたら「50点」と語った。
22日に行われるバルセロナ戦に負ければ、アンチェロッティ監督の首が飛びかねないという雰囲気だが、ペペは「アンチェロッティ監督が続行することに迷いは無い。偉大な監督であり、短期間で幸せを沢山くれた」と、同監督を全面的に支持した。
クラブのフロントは、アンチェロッティ監督が選手達に対して「甘過ぎる」という意見を持っているようだが、ペペは「甘くなんてない。練習のインテンシティーはモウリーニョより激しいよ」と、同監督の厳しい一面を明かした。
モウリーニョ監督が恋しいかと訊かれ「過ぎた時代」と述べたペペは、今現在「クラブはモウリーニョがマドリーを率いていた頃より憎まれていない。印象を良くした」と、アウェイでイスコが拍手を送られたことを挙げた。
世界最高のGKについてはカシージャスを推すペペ。「彼が罵声を浴びるのはおかしい。モウリーニョがいた頃から事実が明らかになったことは無い」と語った。
なお0-4で負けたアトレティコ戦後、誕生会を開催したことによって批判された同胞のクリスティアーノ・ロナウドに関しては「僕にとっては史上最高の選手」と、絶賛するも「誰だって誕生日を祝う権利はあるけど適切な日ではなかった」と、批判に対して理解を示した。
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