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モウリーニョ監督、PSGのプレーは「“攻撃的”で英国の美学に沿わない」

text by 編集部 photo by Getty Images

モウリーニョ監督、PSGのプレーは「“攻撃的”で英国の美学に沿わない」
チェルシーのモウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 チェルシーは11日、欧州チャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、延長の末にアウェイゴールの差で敗退が決まった。チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が試合を振り返っている。

 敵地での1stレグを1-1で終えていたチェルシーは、31分にPSGのFWズラタン・イブラヒモビッチが退場すると、前半途中から数的有利に。しかし、後半から延長戦にかけて2得点するも、セットプレーから2失点を喫し、リードを守り切れなかった。

 英メディア『BBC』でモウリーニョ監督は「我々のパフォーマンスは十分ではなかった。相手の方が上回っていたし、試合に対するプレッシャーにもうまく対処していた。我々は勝利に向かったが、相手が10人になってからは過度なプレッシャーを感じた。
 
 私は悪い試合をしても机や椅子を蹴ることはしない。今は冷静になり、チームを分析する時だ。彼らは攻撃的で、それらのプレーをクレバーと呼ぶ者もいる。だが、イングランドではそうは受け取られない。

 彼らが2点目を決めてからは、怪我のシミュレーションで完全に試合が止まった。欧州のチームは精神的な部分の準備もしてくる。汚いとまでは言わないが、英国フットボールの美学には沿わない。

 私は選手にプレミアリーグで優勝することを伝えた。泣いている場合でも笑っている場合でもない。今は状況を分析する時だ」と相手チームのプレースタイルに不満を感じつつも、国内リーグに向けて気持ちを切り替えていた。

【了】

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