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バイエルン、“危険な相手”シャフタール撃破なるか。ラームの言葉「滅多にない」に潜む危機感

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「シャフタールに対してアクセルを全開にしなければならない」

バイエルン、“危険な相手”シャフタール撃破なるか。ラームの言葉「滅多にない」に潜む危機感
トーマス・ミュラー【写真:Getty Images】

 キッカー紙が指摘する「カウンター・コントロール」は、バイエルンにとってそもそもの「大きなテーマ」と言えるが、とりわけ11日のシャフタール戦においては「最も大きなテーマ」と言えそうだ。

 ラームは、ボールロスト時に強力なプレスが正しくハマりさえすれば問題はない、とする一方で、相手のゴールチャンスは“滅多にない”、としている。“全くない”わけではないのだ。つまり2ndレグでは、どこかでシャフタールに間隙を与える、ということになる。

 キッカー紙による、シャフタール戦のバイエルンの先発予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。

【GK】ノイアー、【DF】右SBラフィーニャ、右CBボアテンク、左CBバドシュトゥバー、左SBベルナト【MF】ボランチにシュバインシュタイガー、アラバ、2列目は右からロッベン、ミュラー、リベリー【FW】レヴァンドフスキ。

 キッカー紙にミュラーは次のようなコメントを残している。

「僕たちは目標をしっかり捉えて、シャフタールに対してアクセルを全開にしなければならない。僕たちのパス・スタイルがわずかにでも上手く機能すれば、シャフタールを打ち破るだろう」

 果たしてバイエルンは、シャフタールを相手にカウンターをコントロールし、パス・スタイルを機能させることが出来るだろうか。

【了】

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