「相手のゴールチャンスは滅多にない」
依然としてバイエルンは、相手を自陣に押し込めようとパスを?ぎ続けるスタイル―必然的に後方へと広いスペースが生まれる―が相まって、割り切ってカウンターを仕掛けてくる相手を苦手としている。
図らずとも1stレグの試合内容がその証明となったように、「シャフタールが危険な相手」であることに変わりはない。
9日付のキッカー紙は、ロングインタビューの中でフィリップ・ラームと次のようなやりとりを交わしている。
――カウンター・コントロールは大きなテーマです。どのようにしてこの問題を取り除きますか?(キッカー紙)
ラーム「根本においては、そのことについて僕たちは全く問題を抱いていない。原則として、ボールロスト時にチームと個々の選手がどのように振る舞うかが重要になる。素早いボール奪取でどのように守備をするかというこの方法では、僕たちが正しく行なわなければ、抵抗力はない。相手にチャンスを与えることになる」
――ビッグマッチにおいては、そのようなプレースタイルは、そのままリスクを正当化しませんか?(キッカー紙)
ラーム「選手が各々のタスクを処理すれば、相手のゴールチャンスは滅多にない。そして僕たちはわずかなゴールを得て、常に敵の陣地でプレーをする。僕たちのプレスはとても強力で、相手が解決策を見つけることはただ難しい。だから僕たちに相対することは難しいことだ」