モウリーニョ体制2季目、完成度は昨季以上に
しかし、チェルシーのホーム13試合での失点数はわずか5。イブラヒモビッチやカバーニといった世界屈指の攻撃陣をもってしても、スタンフォード・ブリッジで得点を挙げることは至難の業となりそうだ。
さらにチェルシーは、1日のキャピタル・ワン・カップ決勝でトッテナムを下して優勝。早くも今季1つめのタイトルを手に入れ、4日に行われたプレミアリーグ第28節ウェストハム戦ではタイトル獲得後のアウェイ戦という難しい状況ながら1-0と手堅く勝利。
キャピタル・ワン・カップの優勝セレモニー中に負傷したと報じられたマティッチは、このPSG戦には間に合う見込みとなっており、陣容・状況ともに万全の状態となっている。
今季、復帰2シーズン目のジョゼ・モウリーニョ監督の下、昨季以上に完成度の高さを見せつけているチェルシー。すでに手にしたカップ戦、首位を走るプレミアリーグ、そしてCLと目標はイングランド勢では98-99シーズンのマンチェスター・ユナイテッド以来となるトレブル(3冠)。
モウリーニョ監督にとって、このPSG戦はあくまで通過点といえるだろう。
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