中盤の要ステパネンコが復帰。大金星狙うシャフタール
対するシャフタールは、中盤のステパネンコが出場停止から復帰。ステパネンコはブラジル人揃いの中盤において、唯一のウクライナ人であり、中盤の底で攻守の要となる選手。中盤の攻防で苦しん展開が予想されるだけに、彼の復帰は心強い。
現在、シャフタールはウクライナ情勢の影響によって本拠地を使用することができず、ホーム戦をカルパティ・リヴィウの本拠地であるアリーナ・リヴィウで戦っている。
そのような厳しい環境の中でも国内リーグのホーム戦では8試合で6勝1分け1敗と強さを見せ、1stレグでは0-0という成果を手にした。過去のデータでもオッズでも下馬評でも圧倒的不利となっているが、再び底力を見せることで世界中に驚きを与える存在となる可能性は十分にある。
さらに国内リーグのアウェイ戦でも8試合で5勝1分け2敗と安定しており、CLグループステージではポルトという難しい相手に1-1という結果を残した。
ありアンツ・アレーナでの2ndレグでは、1-1以上の引き分けであればアウェイゴール差で勝ち抜けることができる。あまりに早い先制点は逆効果となりかねないため、じっくり耐えて終盤のチャンスをものにしたい。
優勝候補筆頭のバイエルンにひと泡吹かせる活躍で、まだまだ肌寒い深夜のサッカー観戦に熱をもたらしてくれるはずだ。
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