古巣ナポリ復帰についてコメントしたエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンのFWエディンソン・カバーニの思いがけないコメントがイタリアで話題を呼んでいる。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。
カバーニは『ラジオ・スポルト890』にて古巣ナポリ復帰について、「ナポリでは信じられない3年間を過ごした。アッズーロ(ナポリの愛称)は僕に全てを与えてくれたよ」と褒め称えた。
しかしながら、物議を醸したのは次の一言だ。同選手は「復帰したいと思っている」としながらも、「しかし、今の会長がいる限りはない」と語っている。
「自分がナポリを去る時に(アウレリオ・デ・ラウレンティス)会長が言った言葉は好ましいものではなかったね」
思いがけない古巣クラブ会長への批判をコメントした同選手だが、その裏にはナポリのライバルクラブへの移籍が影響しているのではないかという見方もある。カバーニは来夏ユベントスへの加入が噂されており、ナポリファンの反発を避けるための口実としてのコメントではないかとみられている。
ユベントスを強く敵対視するナポリファンにとって、かつてのエースのライバル加入は許されることではないだろう。果たして、禁断の移籍は成立するのだろうか。
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