低評価に終わった初戦。内田はプライド示すか
また、見どころとなりそうなのは、内田篤人がサンチャゴ・ベルナベウのピッチに立ち、クリスティアーノ・ロナウドと対峙することだろう。世界最高峰のスタジアムであるベルナベウは、選手にとってもファンにとても憧れの舞台。
世界との距離がぐっと縮まった今日においても、日本人選手がCLでベルナベウに立つというのは、やはり胸が熱くなる。
フェルティンス・アレーナでの1stレグでは、自らの持ち場である右サイド(マドリーの左サイド)で対峙したロナウド、マルセロに2失点を喫しており、74分には決定機を逃すなど辛酸を嘗める結果となった。
地元メディアからの評価は及第点だったものの、オプタのデータを基にした『Squawka.com』のパフォーマンススコアでは-43点とフィールドプレーヤー中最低評価、同じくオプタのデータから採点する『Who Scored.com』のレーティングでは6.1でシュポ=モティングの5.9点に次いで“ブービー”の評価を下された。
チームの勝ち抜けは厳しいものの、内田にとっては個人としてのプライドを示すための戦いとなるだろう。
サッカーを愛する者にとっては夢の舞台、アウェイチームにとっては悪夢の舞台ともなるサンチャゴ・ベルナベウで、内田篤人はリベンジを決めることができるだろうか。そのチャレンジを見届けたい。
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