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CLベスト16、2ndレグ。勝ち抜け率0%“悪夢の舞台”。辛酸を嘗めた1stレグのリベンジに内田が挑む

text by 海老沢純一 photo by Getty Images

オッズもマドリーを支持。周囲は騒がしいが圧倒的有利

CLベスト16、2ndレグ。勝ち抜け率0%“悪夢の舞台”。辛酸を嘗めた1stレグのリベンジに内田が挑む
クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

 マドリーの周囲は騒がしい。今シーズン開幕当初こそ、リーガ第2節レアル・ソシエダ戦、第3節アトレティコ・マドリー戦と連敗を喫したものの、その後はクリスティアーノ・ロナウドが爆発的な得点力を発揮。順調に勝ち星を重ねて順風満帆かに思えた。

 しかし、年が明けてからは徐々に歯車が狂い、第25節ビジャレアル戦で引き分け、第26節アスレチック・ビルバオ戦ではアウェイで敗戦を喫した。リーガ3位に終わった昨季ですら5敗でシーズンを終えたが、今季はすでに昨季に並ぶ5敗を喫している。

 それでもマドリーの圧倒的有利は変わらないだろう。データを参照すれば、シャルケは0-2で敗戦したので0勝9敗。勝ち抜け率0%という結果となっている。さらに、マドリーはCLでのホーム戦11連勝中。こちらもシャルケの勝ち抜け率0%を示すデータといえるだろう。

 ウィリアムヒル社のオッズを見ても、マドリーに1.22倍、ドローに6倍、シャルケに12倍と、どう転んでもマドリーが勝ち抜けることを予見している。加えて、シャルケのブンデスでのアウェイ戦はここ3試合(バイエルン、フランクフルト、ドロルトムント)で1分け2敗。

 プラス材料を探すならば、1度の引き分けがバイエルン戦での1-1という点か。もちろん、戦う前から諦めるのは早すぎるが、シャルケにとってはベスト8への勝ち抜けではなく、今後の戦いのためにダメージの少ない結果を求める一戦となりそうだ。

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