アーセナルのヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、現地9日に行われるFAカップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控え、プレミアリーグでトップ4争いをするライバルに精神的な影響を与えたいと考えている。
英紙『デイリー・ミラー』で指揮官は「ビッグゲームでの勝利は残りのシーズンを戦う上で大きなインパクトになる。トップ4を争うチームの信条を左右しかねない。昨季のFAカップ制覇は数年間トロフィーを掲げていなかった我々にエネルギーを与えてくれた。チームは健康な精神状態であり、月曜の夜に向けて集中できている」と語った。
アーセナルは敵地オールド・トラフォードに様々な歴史を刻んできた。2002年5月にシルバン・ヴィルトールのゴールでシーズンダブルを達成し、2004年11月に当時の無敗記録を49試合で止められた。2008年2月には、チャンピオンズリーグ(CL)のために主力を温存したことで4-0と大敗し、逆効果を生んでしまったこともあった。
ヴェンゲル監督は「(2008年2月のユナイテッド戦は)選手を休ませるべきではなかった。だが、FAカップは常にCLの前に日程が組まれるため、常に間違った決断をしてしまうものだ。
私は以前の結果を信じていない。相手と場所は関係がなく、その日のパフォーマンスが試合の結果を決める。我々は先日アウェイでマンチェスター・シティに勝っているし、敵地での闘い方も心得ている」と勝利を誓った。
アーセナルは2006年9月を最後にオールド・トラフォードでの勝利がない。また、FAカップ最後の対戦となった2011年3月の試合では0-2で敗戦している。
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