後半から途中出場を果たした本田圭佑【写真:Getty Images】
セリエA第26節が現地時間の7日行われ、ミランはホームでエラス・ヴェローナと対戦した。
この日もフィリッポ・インザーギ監督は4-3-1-2を選択。MFリッカルド・モントリーボとMFナイジェル・デヨングを負傷で欠く影響で、前節トップ下のMFジャコモ・ボナベントゥーラはインサイドハーフで出場。トップ下はMFジェレミー・メネズが担う。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ミラン(4-3-1-2)
GK:ディエゴ・ロペス
DF:ダニエレ・ボネーラ、ガブリエル・パレッタ、フィリップ・メクセス、ルカ・アントネッリ
MF:ジャコモ・ボナベントゥーラ、サリー・ムンタリ、アンドレア・ポーリ
ジェレミー・メネズ
FW:ジャンパオロ・パッツィーニ、アレッシオ・チェルチ
エラス・ヴェローナ(4-1-4-1)
GK:フランチェスコ・ベヌッシ
DF:ヤコボ・サーラ、ヴァンゲリス・モラス、ラファエウ・マルケス、エロス・ピザーノ
MF:パナギオティス・タフツィディス
ボシュコ・ヤンコビッチ、アルトゥール・イオニツァ、エミール・ハルフレッドソン、ファン・イグナシオ・ゴメス
FW:ルカ・トーニ
試合はミランがボールを保持するものの、ヴェローナがチャンスを作っていく。すると17分、ヴェローナがPKを獲得する。ムンタリがイオニツァを倒すと、トーニが冷静に決めて1-0と先制する。
その後もミランはボールを保持するもののチャンスを作れない時間帯が続く。インザーギ監督は35分頃から布陣を4-4-2に変更。ピッチの横幅を活用する。
すると41分、ミランがPKで同点に追いつく。メクセスがエリア内でヤンコビッチに倒されると、これをメネズが冷静に決めて同点。1-1でハーフタイムを迎える。
後半開始直後、ミランが逆転に成功する。47分、左サイドからチェルチがグラウンダーのクロスを上げると、混戦から最後はメクセスが押し込んだ。2-1とリードを奪う。
64分にはインザーギ監督はチェルチに替えてMF本田圭佑を投入。攻守のバランスを整える。
77分、さらにミランはパッツィーニに替えてDFサルバトーレ・ボッケッティを投入。アントネッリをインサイドハーフ、ボナベントゥーラを左ウイングに置く4-3-3へと布陣を変更する。
しかし、ミランは守り切ることができない。後半アディショナルタイム、押しこむヴェローナが一瞬の隙をついてニコ・ロペスが抜け出してシュート。土壇場で2-2と追いついた。
結局試合は2-2のドローで終了。ミランは前節に続き下位相手に引き分けに終わっている。
【了】