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Jリーグ 10年前

武藤、工藤、ウイルソン、豊田…それぞれのエースたちが躍動。J1開幕戦を振り返る

ついにJリーグの2015シーズンが開幕。7日にはJ1の8試合が行われ、さっそく各チームのエースたちが躍動した。今回はJ1開幕戦各カードの模様を振り返っていく。

text by 編集部 photo by Getty Images

J1初挑戦の松本は名古屋をあと一歩のところまで追い詰める

武藤、工藤、ウイルソン、豊田…各チームのエースが躍動。J1開幕戦を振り返る
名古屋対松本は全6得点が生まれる大乱戦に【写真:Getty Images】

 待ちに待ったJリーグの2015年が開幕した。7日は清水エスパルス対鹿島アントラーズを除く8試合が各地で行われ、いずれも白熱した戦いが繰り広げられた。

 ベガルタ仙台とモンテディオ山形による「みちのくダービー」は終盤まで互角の展開だったが、交代出場のウィルソンが違いを見せつけた。

 78分にハモン・ロペスとの交代でピッチに立つと、81分に梁勇基のクロスに合わせて先制ゴール。90分にはカウンターからGKをかわしてダメ押し点を挙げている。

 山形も粘りを見せたが、J1復帰初戦は0-2で敗れた。なお、この試合で退場した仙台の野沢拓也は今季J初の退場者となっている。

 名古屋グランパス対松本山雅は激しい点の取り合い。J1初昇格の松本のFWオビナが32分にセットプレーのワンチャンスを生かして先制点を挙げると、直後の33分に長期離脱から復活を遂げた名古屋のFW小屋松知哉が同点弾。

 後半に入ると、63分に池元友樹、76分に喜山康平と松本が立て続けにゴールを奪って勝ち越しに成功する。しかし、名古屋も意地を見せ78分に田中マルクス闘莉王、80分にノヴァコヴィッチがゴールを挙げて再び同点に追いつく。

 後半アディショナルタイムにはPKのチャンスを手にした名古屋だが、これを決め切れずドロー決着。J1初挑戦の松本はアウェイで勝ち点1を獲得した。

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