2年の契約延長が濃厚なヨアヒム・レーヴ監督【写真:Getty Images】
昨年世界王者となったドイツ代表。その指揮を執っているヨアヒム・レーヴ監督の契約延長が濃厚なようだ。5日のドイツ紙『ビルド+』が報じている。
レーヴ監督の契約は2016年のEUROまでとなっているが、ドイツサッカー協会(DFB)はさらに2年間の延長を提示し、2018年のロシア杯まで指揮を執ってもらうつもりのようだ。
同紙の質問に対してDFBの広報担当は「今のところ何も言えません」と明言は避けた。
しかし、すでにDFBの首脳陣で何度も話し合いは行われており、早ければ25日の親善試合オーストラリア戦と29日のEURO予選グルジア戦の間に新契約が結ばれると同紙は予想している。
ドイツを24年ぶり4回目の優勝に導いた手腕は高く買われており、多くのクラブが就任を望んでいるという。それを避けるためにもDFBは早めに契約を延長したいようだ。
レーヴ監督はユルゲン・クリンスマン現米国代表監督の片腕として2004年に代表のヘッドコーチとして就任。クリンスマン監督退任後の2006年にドイツ代表監督に就任し、2008年EURO準優勝、2010年W杯南アフリカ大会3位、2012年EURO3位、そしてブラジルW杯優勝と国際大会で常に好成績を収めている。
現在は2016年のEUROフランス大会の悲願の優勝に向けて予選を戦っているが、W杯以降主力4人が代表を引退し、苦戦を強いられている。
果たして、世界王者の監督は再びW杯で指揮を執るのか、注目される。
【了】
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