カーヴァー監督と笑顔で握手をかわすMFグティエレス【写真:Getty Images】
ニューカッスルに所属する元アルゼンチン代表のMFホナス・グティエレスは、4日に行われたプレミアリーグ第28節のマンチェスター・ユナイテッドとの試合で、がん治療後初の公式戦出場を果たした。
31歳のグティエレスは2014年に精巣がんを患っていることを告白し、母国アルゼンチンで闘病生活を送っていた。11月には治療を終えて、病気を克服。12月のU-21プレミアリーグの試合で実戦復帰を果たし、順調な回復を見せていた。
グティエレスはユナイテッド戦の65分にDFライアン・テイラーに代わってピッチに登場。DFファブリシオ・コロッチーニからキャプテンアームバンドを渡され、会場に詰めかけたサポーターから大きな拍手で迎えられた。
英紙『デイリー・メール』でニューカッスルのジョン・カーヴァー監督は「先発で起用するべきだったよ。彼の登場で観客は活気を取り戻した。スタジアムの屋根が落ちてきそうなほどにね。グティエレスはピッチ上を駆け回り、彼らしいプレーを見せてくれた」と同選手の復帰を喜んだ。
グティエレスがニューカッスルの本拠地で試合に出場したのは17ヶ月ぶり。公式戦の出場はノーリッジにローン移籍していた2014年4月5日のウェスト・ブロムウィッチ戦以来11ヶ月ぶりとなった。
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