補強と総合力それぞれの診断結果
ベガルタ仙台 2015シーズン予想フォーメーション
補強評価 C
目玉といえる大物はなし。復帰組と若手に期待
今季の補強は人数こそ多めだが、目玉と言えるほどの大物はいなかった。抜けた選手の穴を埋め、走れる若い選手を集めて世代交代を図ったように見える。
レンタルからの復帰となった奥埜と山本は、移籍先で結果を残して自信を深めており、J1で力試しをする準備が整っている。
3年ぶりとなるユースからの昇格選手である茂木駿佑はクラブの大きな期待を背負っている。即戦力となれるかは微妙だが、プレースキック精度の高さは魅力で、1プレーで試合の流れを変えられる稀有な存在。渡辺監督が茂木をどのような形で起用するかにも注目だ。
総合力評価 D
まずはJ1残留を目標に。得点力不足解消がキーポイントに
昨季の得点数はJ1で下から5番目の数字だった。これでは降格か残留かで厳しい戦いとなるのは容易に想像がつく。
オフシーズンで大きく戦力アップを遂げたわけではないため、最初の現実的な目標はJ1残留となるだろう。
もし得点力不足が解消され、毎試合安定してゴールを重ねられれば、その次の目標である9位以上も見えてくるはず。
逆に得点力不足が解消せず、守備組織も昨季から改善が見られなければ、残留争いに巻き込まれるのは必至だ。
【了】
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