エバンスと口論になるFWシセ（中）【写真：Getty Images】
4日に行われたプレミアリーグ第28節のニューカッスル対マンチェスター・ユナイテッドの一戦で、ユナイテッドのDFジョニー・エバンスとニューカッスルのFWパピス・シセが互いに唾を吐きつけたことが騒動になっている。
問題のシーンは前半に両者がタックルで交錯した際に訪れた。この時エバンスは倒れているシセに向かって唾を吐きかけ、その行為に腹を立てたシセが相手の首元へやり返した。尚、アンソニー・テイラー主審はこの一連の騒ぎを見ておらず、両者に処罰は与えなかった。
英紙『デイリー・ミラー』でユナイテッドのルイ・ファン・ハール監督は「ベンチからその場面は見えなかった。唾を吐いたことを確認するには遠すぎるよ。控えめなエバンスがそのような行為を働くことは想像できない」と味方選手の潔白を主張。
一方、ニューカッスルのジョン・カーヴァー監督は「試合が終わってから知ったよ。ただ選手同士が口論になっているだけだと思って見ていたけどね」と騒動が起きた詳細については語らなかった。
プレミアリーグでは2014年3月にも同様の事件が起きている。当時ハル・シティに所属していたFWジョージ・ボイドが、マンチェスター・シティのGKジョー・ハートに向かって唾を吐きかけ、FA（イングランドサッカー協会）から3試合の出場停止処分を命じられている。そのため、エバンスとシセにも何かしらの処分が言い渡される可能性があると現地メディアは伝えている。
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