軽傷も次節出場は微妙のFWマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
DFBポカール(ドイツカップ)ベスト16が現地時間3日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイで3部のドレスデンと対戦して2-0で勝利している。
同試合の前半24分にここまで公式戦5試合連続得点のエース、FWマルコ・ロイスが負傷。MFヘンリク・ムヒタリアンとの交代を余儀なくされ、ロイスはスタッフに抱えられてロッカールームへ引き上げた。
チームドクターの初期診断では、足がつったかまたは打撲と言われ重症ではなくロイス自身も後半開始時には自力でベンチへ戻り試合を最後まで観戦していた。
ドルトムントは4日に公式サイトで正式な診断結果を発表。初期診断同様に膝の上の打撲であり、重症ではないという。
ただし、打撲による内出血がひどく、太ももに痛みが生じているため、7日に行われるアウェイのハンブルガーSV戦への出場は微妙となっている。
幸いにも長期離脱は免れたが、試合後にファウルを犯したドレスデンのDFデニス・エルドマンは「彼が僕の膝に突っ込んで打撲を負ったんだ。州リーグで以前プレーしていたけど、ちょっとさわったぐらいではプレーを続けていたよ。ブンデスリーガのビジネスはそうはいかないんだね」と、発言。
これに対しミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「今シーズン、ファウルで負った初めての怪我ではない。クリエイティブな素晴らしい選手は保護される必要がある。デニス・エルドマンの発言は非常に腹だしいものだ。フィールド上にいるべきではない。州リーグでだったとしてもだ」と、憤慨している、
長期離脱は避けられたが、チャンピオンズリーグ、残留争いと重要な試合が続くだけに今後もロイスの怪我に対する不安は続きそうだ。
【了】
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