2得点のFWチーロ・インモービレ【写真:Getty Images】
【ドレスデン0-2ドルトムント DFBポカール ベスト16】
DFBポカール(ドイツカップ)ベスト16が現地時間3日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイで3部のドレスデンと対戦している。
レヴィア・ダービーで3-0とライバルに完勝したドルトムント。過密日程であり、相手は3部とはいえ気は抜けない。しかし、シャヒン、オーバメンヤンが負傷。さらに日程を考慮し、メンバーを少し変更してきた。リーグ戦で今季初ゴールを挙げたムヒタリアン、GKヴァイデンフェラーが控えに回り、インモービレ、ブワシチュコフスキ、ケール、そしてアジア王者となったランゲラクが先発に名を連ねた。
主導権の握りあいが続いた前半12分。ドルトムント最初のシュートは香川のパスからインモービレ。しかし、これはGKがキャッチ。
ドルトムントがボールをキープし始めた24分にアクシデント。ここまで公式戦5試合連続得点のエース、ロイスが負傷。早々にムヒタリアンと交代を余儀なくされる。ロイスはスタッフに抱えられ、ロッカールームへ引き上げた。
30分過ぎにはドレスデンのFKから立て続けにピンチを迎えるが、ドルトムントのディフェンス陣が体を張って得点を許さない。
ボールをキープするドルトムントだったが、ドレスデンディフェンスを崩せず前半はスコアレスで折り返した。
後半は開始早々にピンチを迎えたドルトムントだったが、50分についに先制点。相手の最終ライン左からのサイドチェンジをインモービレがカット。そのままフリーで持ち込み確実に決めた。
しかし、直後の53分にはフンメルスがバックパスをミス。相手にカットされピンチを迎えるがランゲラクがセーブし事なきを得る。
先制したドルトムントはしばらくの間、3部相手に攻め込まれる時間が続いた。押し込まれる展開が続いた中、67分に香川はA・ラモスと交代した。
77分にドルトムントは決定的チャンスを迎えるが、ラモスがこれを決めきれず追加点はならない。
その後はどちらも点が奪えないまま試合は続くが、89分にインモービレが追加点。
2-0として試合は終了。3部を相手に苦しみながらもドルトムントが勝利し、ベスト8進出を決めた。
なお、負傷で交代したロイスだが、ドイツ各紙の情報によれば足をつっただけであり、後半開始時に自力でベンチに戻っている。
【了】
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