ルカクと競り合うDFガブリエウ【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、今冬新加入したブラジル人のDFガブリエウ・パウリスタのパフォーマンスを絶賛している。
1日に行われたプレミアリーグ第27節のエバートン戦でリーグ初スタメンを果たしたガブリエウは、相手チームのエースであるFWロメル・ルカクに対して獅子奮迅の働きを見せ、2-0の完封勝利に貢献した。
英紙『デイリー・スター』でヴェンゲルは「彼のパフォーマンスはチーム全体を励ますものだった。序盤は相手の強度に苦しんでいたが、前半途中からルカクに素晴らしいタックルを仕掛けられていたね。試合を通して高い集中力とクイックネスを見せていた」とガブリエウに活躍に目を細めた。
アーセナルは2月25日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のモナコ戦で、相手の一方的なカウンターに屈し、1-3でまさかの敗戦を喫した。エバートン戦では相手を無失点に抑え、嫌なイメージを一旦は払拭することができた。
英紙『デイリー・メール』でクラブOBのマーティン・キーオン氏は「アーセナルのバック4には変化が必要な時なのかもしれない。(ペア・)メルテザッカーは試合に対する経験値は豊富だが、モナコ戦ではガブリエウのようなDFが必要だった。
4バックの2CBはSBが高い位置まで上がった時にそこをカバーしなくてはならない。メルテザッカーはスピードが足りない分、一対一の対処に苦しんでいる。ガブリエウならその場面を機敏に対応できる」と現状守備ラインの課題を語った。
ヴェンゲル監督はメルテザッカーの欠場の理由を休養のためと明言している。水曜に行われるQPR戦ではどちらが起用されるだろうか。
【了】
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