トッテナムのFWハリー・ケイン【写真:Getty Images】
トッテナムは1日、チェルシーとキャピタル・ワン・カップの決勝戦を戦い、0-2で敗れた。試合後、大会公式サイトがトッテナムのマウリシオ・ポッチェッティーノ監督のコメントを伝えている。
アルゼンチン人指揮官は「選手の多くが初めてのファイナルだった」と若い選手で挑んだことを強調。エースのFWハリー・ケインとも試合前に話をしたようで、「ハリーがピッチに入る直前に話をした。彼はウェンブリーでプレーするのは初めてだと言っていたよ」と明かしている。
敗れはしたものの、「ポジティブに捉えることが必要だ。ピッチに立っていた我々の選手の平均年齢は23.5歳だった。いつだって決勝戦でプレーすることは重要なことだ。私は監督として、そして選手はもう一度このピッチに立てるように常にトライする必要がある。今日の結果は、我々の進歩の大きな助けとなる」と選手の大きな経験になったことに誇りを持った。
試合の翌日はポチェッティーノ監督の42回目の誕生日だ。「明日はトレーニングだ。不幸な誕生日となってしまったね。なぜならまたひとつ歳を重ねるからだ」と冗談交じりに語った。
一方、ケインは悔しさを隠しきれないようだ。英紙『BBC』に「最悪の気分」と語った21歳のストライカーは、「こういったビッグゲームに必要な運がなかった」と肩を落とした。
しかし、「自分達を誇りに思っている。僕達は長い道のりを歩んできた。非常に若いチームに新たな監督が来た。最初のシーズンで決勝戦まで来たことは素晴らしいことだよ」と最後には前を向いた。
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