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リーグ杯制覇のモウリーニョ「52歳でも子供のように感じている」

text by フットボールブルー photo by Getty Images

「新チームにとっては始めてのトロフィー」

 トロフィーへの飢えは、モウリーニョ監督にとって以前と変わらぬ強いものなのだ。そして彼は、チェルシーの新たなチームで獲得した初のトロフィーを喜んだ。

 モウリーニョ監督は「チームをつくらなければいけないことは分かっている。だが、私にとってタイトルなしで生きていくのは難しいことなんだ。今の我々のように安定した仕事をしていてもね」と述べた。

「私は自分にタイトルを与える必要があるんだよ。私と選手たちにとって重要なタイトルだ。クラブにとっては一つ増えただけかもしれない。だが、新チームにとっては初めてのトロフィーだ」

「ペトル・チェフ、ジョン・テリー、ディディエ・ドログバがいて、それからの全員が新たな世代の選手たちだ」

 その新世代の一人であるネマニャ・マティッチは、出場停止でゲームに加わることができなかった。だが、モウリーニョ監督はマティッチが試合前にチームに自らの思いを訴えたと明かしている。

「彼は悲しんでいた。他の人たちは彼のことで悲しんでいた。彼はドレッシングルームでスピーチをしたんだ。プレーできない辛さを明かし、このファイナルを戦うという彼にはない喜びを表現してほしいとね」

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