タイトル獲得の喜びを語るモウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョ監督は、2年半待った今回のトロフィーが、20年近くに渡るキャリアにおいて最も長く待ち望んでいたものだったと明かして言える。
チェルシーは1日のキャピタル・ワン・カップ決勝でトッテナムを下した。モウリーニョ監督にとっては、レアル・マドリーでスペイン・スーパーカップを制した2012年8月以来となるトロフィーだ。
モウリーニョ監督はその翌年の夏、マドリッドを離れ、チェルシーに戻って新チーム作りに向かった。同監督はキャピタル・ワン・カップ決勝について、より強くタイトルを望んでいたと明かしている。
ポルトを率いてポルトガルでタイトルを獲得したキャリア序盤を振り返りつつ、モウリーニョ監督は「私は2000年に監督を始めて2003年にUEFAカップ、2004年にチャンピオンズリーグを制した」と語った。「トロフィーなしの2シーズンは、まるで20年のようだったよ。2年は長いと感じることは、良い問題だ。良い気分だよ」。
今回はモウリーニョ監督にとって、スーパーカップを含めて21度目のタイトルとなる。初めてタイトルを獲得してから約12年が過ぎたが、モウリーニョ監督はいまだポルトを率いた40代のころと同じスリルを味わったと明かしている。
モウリーニョ監督は「私にとって、子供のころのように感じることは、とても大事なんだ」と語った。「試合前に初めてのファイナルのときと同じ気持ちだった。だが、それはもう何年も前のことだ。勝利への喜びが同じであること、52歳でも子供のように感じられることは、大事なことだよ」