この2人がアメリカで再会?【写真:Getty Images】
今季加入したリバプールで低調なプレーに終始しているマリオ・バロテッリに、アメリカ移籍の噂が浮上している。
『エクスプレス』など英複数メディアが1日に報じたところによれば、今年からMLSに新規参入するオーランド・シティがバロテッリ獲得に熱心だという。
オーランドにはかつてミランで共に戦ったカカーが在籍しており、移籍が実現すれば1年ぶりの再会となる。
バロテッリ自身が欧州のトップレベルから離れてプレーすることを望むかは不明だが、仮に今夏移籍先を探すにしても、これまでの低調ぶりでは受け入れ先が見つからないのではないかと同紙は分析。
実際に今季はリーグ戦13試合に出場してわずか1ゴール。ELでは決勝トーナメント1回戦1stレグのベジクタシュ戦で決勝点となるPKを決めたが、本来キッカーであるジョーダン・ヘンダーソンからボールを強奪したとしてチーム内からも批判されていた。
また、リールにレンタル中のベルギー代表FWディボック・オリギが夏にリバプールへ帰還するため、クラブ内での居場所も限られたものになるだろう。
1月には同胞のセバスティアン・ジョビンコがトロントFCへの移籍を決断したが、バロテッリもアメリカ挑戦を決断するのだろうか。
これほどまで期待外れのシーズンが続けば、欧州で信頼を失ってもおかしくない。今季は残り3ヶ月、周囲の信頼を回復するには、より一層の奮起が求められる。
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