ジョン・テリーの先制ゴールが試合の流れを決めた【写真:Getty Images】
【チェルシー 2-0 トッテナム キャピタル・ワン杯決勝】
キャピタル・ワン・カップ決勝が現地1日に行われ、チェルシーとトッテナムが聖地ウェンブリーで激突した。
チェルシーはケーヒルを中盤の底で起用するという、これまでなかなか見ることのなかった布陣でタイトルのかかった一戦に臨む。
対するトッテナムは今季エースストライカーへと急成長を遂げ、1月のチェルシー戦で2得点を挙げたケインを先発起用し、大物食いを狙う。
徐々に雨脚が強くなる中、前半終了間際に試合が動く。右サイドでのFKをウィリアンがエリア内へ蹴りこむと、トッテナムの選手がヘディングでクリアを試みる。
しかし、中途半端なクリアとなってしまい、こぼれ球をテリーが右足で押し込み、チェルシーが貴重な先制点を手にする。
いい時間帯に先制したチェルシーは後半開始10分で2点目を奪う。56分、エリア内でセスクのパスを受けたD・コスタが、角度のないところから左足一閃。するとボールはシュートブロックに入ったウォーカーに当たってコースが変わり、ゴールへと吸い込まれた。
2点のビハインドを背負ったトッテナムは必死の攻めで挽回しようと試みるが、ケインやエリクセン、途中出場のラメラらのアタックはチェルシーDF陣の魂のこもった守備に阻まれ、ゴールを割ることができない。
後半アディショナルタイムは4分という長さだったが、それ以上スコアは動かず。チェルシーが8年ぶり5度目のリーグ杯制覇を成し遂げた。
【了】
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