後半から途中出場した本田圭佑【写真:Getty Images】
【キエーボ0-0ミラン セリエA第25節】
セリエA第25節が現地時間の2月28日行われ、ミランはアウェイでキエーボと対戦した。
ミランのフィリッポ・インザーギ監督は前節チェゼーナ戦に続き、4-3-1-2の布陣を選択。今節もトップ下にはMFジャコモ・ボナベントゥーラが先発出場、本田圭佑はベンチスタートとなった。
序盤はペースを掴めないミラン。キエーボが元ミランのMFヴァルテル・ビルサとベテランFWセルジョ・ペリッシエルを中心に前線からのプレッシングでミラン守備陣を脅かす。
それでも15分を過ぎた頃から徐々にミランがボールを保持する展開となっていく。15分にはFKからの混戦からDFダニエレ・ボネーラがシュートを放つもGKアルバノ・ビサーリがブロックする。
しかし、両チームともに攻め手を欠き、無得点で前半を終了する。
ハーフタイム、インザーギ監督は筋肉にトラブルを起こしたMFリッカルド・モントリーボに代えて本田を投入。ボナベントゥーラをインサイドハーフに落として本田がトップ下に入る。
すると48分、早速本田がビッグチャンスを作り出す。右サイドでボールを受けると中央にカットイン。強烈なミドルシュートは惜しくもクロスバーを直撃した。
その後も決め手を欠くミランはFWマッティア・デストロに代えてFWジャンパオロ・パッツィーニ、MFナイジェル・デヨングに代えてMFアレッシオ・チェルチを投入するも得点は奪えない。
結局そのまま試合はスコアレスドローで終了。この結果、現地時間28日時点でミランは暫定9位を維持している。
【了】